代表挨拶

医学部生家庭教師のブルーバード/代表メッセージ

代表挨拶

一人で悩まないでほしい・・・
これは私がこの事業を立ち上げる時にいつも思っていたことでした。
私はこれまで公的機関の家庭相談室や公立中学校で不登校やいじめ、虐待、親子問題に関わってきました。その間に出会った子どもたちとその親子には様々な人生の形がありました。
誰しも本当は幸せな人生を送りたいのに思うようにいかない苦悩や葛藤、そして不安と悲しみがそこにはありました。
今日は登校してくれるかな・・・どんな表情で登校してくるのかな・・
中学校に勤務してるときに生徒を待つ私の心の中は毎日こんな感じでした。
苦しんでいるその子供たちと顔を合わせ、たくさんのおしゃべりをし、たくさんの悩みを聞き、そして一緒に辛さと悲しさを共有してきたつもりです。
その中で何人かの子どもたちが同じことを言っていたのが忘れられません。
「ただみんなと同じように普通の幸せが欲しかっただけなのに・・・」
みんなと同じように勉強して、みんなと一緒にお弁当を食べて、みんなと楽しくおしゃべりをして家族の待つ家に帰る・・・そんな普通のことが・・・と。

子どもたちの悩みは本当に様々です。
学校での友人関係がうまくいかなくなった・・・いじめにあった・・・
家庭が落ち着かず生きる気力が湧かない・・・
登校したいのになぜかわからないけど朝になるといけない・・・
発達障害の特性があり集団での学習に不安がある・・・
頑張っているのに勉強が思うようにいかない・・・
受験のプレッシャーに心が負けそうだ・・・など、一人として同じ悩みはありません。この世に生まれてきた時はどの子もみんな真っ白な心で、これから歩む未来にワクワクしながら生まれて来るのではないでしょうか。しかし、良いこともそうでない事もあるのがこの世の中です。
理不尽なことがおこります・・・思いがけない辛い出来事がおこります・・こころを傷つけられることもあります・・・
どうしていいのかわからない・・・一人ぼっちになった気がする・・・誰もわかってくれない・・・
そんな気持ちになります。
子どもの世界には選択肢が多くありません。大きくは学校と家庭だけです。
大人のようにどこかで憂さ晴らしをするということもできません。
この小さな世界で大きな悩みと闘っている子どもたちに何かしてあげられることはないのだろうかと考えていました。しかし、のちにこの考え方は変わります。たくさんの子どもたちと出会っていくうちにこの子どもたちは弱者などではなく、自分自身の問題から逃げずに立ち向かっているからこそ苦しいのだ、という事に気が付いたのです。

そしてそれを支えるご家族も同様です。
お子様の悩みは自分の事よりつらいことです。代われることなら代わってやりたい・・・
そう思うのが親の心情です。
私も2児の母親です。
幼いころから心臓の悪い娘と生まれつき片耳が聴こえない息子を育ててきました。
度々心臓発作が起こるこの病気と向き合いながらここまで育てるのは本当に苦労の連続でした。
でも私はたくさんの愛ある方々から支えられて子どもたちを育ててきました。20年間娘を担当してくれている愛あるドクター。看護師さん、学校の先生方、そして家族。
私は間違いなく一人では生きてこられなった。様々な方に助けられ、そして助けてくださいと泣きごとを言い必死で生きてきました。
だからこそわかります。それを支えるご家族もどんなに辛い気持ちで我が子と向き合っているかを。
こんな経験をしてきた私が、今皆さんにも言いたいことがあります。
一人で育てなくてもいいんです。誰かの助けを借りていいんです。
つらいといっても泣き言を言ってもいいんです。
今は思います。苦難は不幸になるために用意されているのでなく
今の私よりもっと幸せになるための課題なんだと・・・

私は、これまで出会ってきたたくさんの子どもたちが見せてくれた人生とその対応スキルを皆さんに還元するべきだと思っています。悩みを持つ子どもたちとそのご家族のために本当に必要だと思うことを、この家庭教師center ブルーバードの活動に込めています。
一人で悩まないでください・・一人で頑張らないでください。
お子様の勇気ある人生を一緒に支えていきましょう。

家庭教師center ブルーバード 代表取締役
なかじま るみこ